Googleが、検索をよりパーソナルなものにした。「Google+」と「Picasa」にある情報や写真をさらに容易にスキャンできるようにした点がその主な特長だ。
例えば、Miranda Julyの奇抜な新作映画「The Future」についてもっと知りたいと思った場合、Google.comに行けば通常のウェブ検索結果を参照することができる。しかし、Googleの新しい「Search plus Your World」機能を利用すれば、「パーソナル検索結果」を表示して、この映画に関する自分の知っている人々の発言も参照することを選択できる。自分のGoogle+サークルの中の誰かがこの話題について投稿していれば、その内容が検索結果に表示される。友人がPicasaに投稿した関連画像があれば、それらも表示される。
またGoogleは、Googleプロフィールをさらに容易に検索できるようにした。友人の名前を入力していることが認識されると、オートコンプリート機能によって友人のプロフィールが検索ボックスに表示される。また、検索ボックスに入力される名前やキーワードに基づいて、Google+のさまざまな著名人が候補として表示される。ログインしている場合は、それらの人々をGoogle+サークルに追加するためのボタンが検索結果ページ上に存在する。
例えば、Miranda Julyが独自のGoogle+ページを持っているならば、Googleはその結果を表示し、数クリックでそれをフォローできるようにしてくれる。
Googleにサインインしている場合、ユーザーの検索結果と個人的なコンテンツは、ウェブ検索やGmailと同様に、デフォルトでSSL暗号によって保護される。
パーソナル検索結果は「Public」「Limited」または「Only you」とマーク付けされ、検索ページ上部近くの人間(パーソナル検索)または地球(グローバル検索)のアイコンをクリックすることによって、ウェブのみの結果と統合された結果の間で容易に切り替えが可能だ。
パーソナル検索機能は、Googleにサインインし、Google検索サイトで英語を使って検索を実行するユーザーを対象に、今後数日間のうちに順次提供開始される予定である。Google+プロフィールを設定していなくても、パーソナル検索結果を参照することができる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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