Appleの最高経営責任者(CEO)に就任してから数カ月のTim Cook氏。そんな同氏の2011年の働きぶりに対して多額の報酬が支払われた。
2011年8月末のSteve Jobs氏退任を受けてCEOに就いたCook氏は、2011年の報酬として3億7800万ドルを受け取ったことが、米証券取引委員会(SEC)に提出された委任状勧誘資料(PDF)から明らかになった。Cook氏は基本給90万ドルに加え、制限付き株式などの形で3億7600万ドル相当を受け取ったという。また同氏の基本給は90万ドルから140万ドルに引き上げられている。
取締役会は、報酬額は「過去のジョブズ氏不在中に日々の業務を引き受けたCook氏の働きに対するものであり、報酬の10年の権利確定期間、Cook氏を会社に引き留めることの重要性、そしてCook氏が他の雇用を模索する可能性も考慮している」
Jobs氏が不在の中で、取締役会がCook氏の働きぶりを評価したのは今回が初めてではない。取締役会は8月、CEOに就任して数日しか経たないCook氏に対し、制限付き株式100万株を提供した。そのうちの半分は5年後に付与される。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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