先週発表されたAppleの最高経営責任者(CEO)交代を受け、新しくCEOに就任したTim Cook氏に制限付き株式100万株が提供されることが明らかになった。
米国時間8月26日午後にAppleのサイトに掲載された米証券取引委員会(SEC)への提出書類によると、同社はCook氏に対し、制限付き株式100万株を与えるという。そのうちの半分は5年後に、残りは2021年に付与される。その時点でCook氏がまだ同社に在籍していることが条件である。
取締役会は、Cook氏のCEO任命に伴い、制限付き株式100万株をCook氏に与える。同株式は、その50%ずつが2016年8月24日と2021年8月24日に、それぞれその時点でCook氏がまだAppleに在籍していることを条件に付与される予定である。
AllThingsDが記しているように、この賞与は26日の株価終値で計算すると3億8300万ドル相当となる。同社株価は26日、9.86ドル(2.64%)上昇した。ちなみにCook氏の2010年の給与は80万ドルで、それ以外に500万ドルの賞与と5200万ドル相当の同社株式が与えられている。
前出の提出書類には、26日付けでCook氏がSteve Jobs氏に代わって正式にCEOに就任するとも記されている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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