現在、注目すべき主要なオンラインアプリケーションストアは、Googleの「Android Market」とAppleの「iTunes」の2つしかない。これは認めざるを得ない事実だ。確かに、AmazonやBarnes & Nobleなどもアプリケーションストアを運営しているが、それらは全体として、主にAndroidブランドにアプリケーションを提供している状態にすぎない。
Android Marketについて最近発表された数字を考えれば、Googleには他社の支援などほとんど必要ないようにも見える。Android Marketは先週末、100億ダウンロードを突破した。
Android Marketは現在、月間アプリケーションダウンロード数が10億件というペースで成長しているため、ダウンロード数はさらに急速に増加すると考えてよいだろう。
大きな視点からダウンロード数を見てみると、2008年に開設されたAndroid Marketは2010年7月に10億ダウンロードを達成し、2011年7月に60億ダウンロードを突破した。
もちろん、これをAppleのアプリケーションストアであるiTunesと比較する必要がある。2008年7月に開設されたiTunesは、2011年1月に100億ダウンロードを達成している。
Googleは、今回の記録を記念し、Androidユーザーに感謝の意を表すために、特定の有料アプリケーションをそれぞれ10セントで提供する。これから10日間、一部のアプリケーションが日替わりでセール対象となる。
編集部注(2011/12/07 13:05更新):タイトルと本文で、月間アプリダウンロード数を当初「1億件」としておりましたが、正しくは「10億件」でしたので修正いたしました。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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