広告ネットワークMillennial Mediaによる10月の「Mobile Mix」レポートによると、「Android」は、同広告ネットワーク上における第1位のモバイルOSとして、さらにリードを拡大した。
GoogleのモバイルプラットフォームであるAndroidは、同ネットワークの2011年10月の広告インプレッション数において、「iOS」のシェア(28%)の2倍にあたる56%のシェアを獲得した。このデータは、スマートフォンとタブレットの両方を合わせたものである。これでAndroidは、Millennial Mediaのネットワークにおいて、モバイルOS第1位の座を1年近く維持していることになる。
その他のOSについては、RIMの「BlackBerry」OSが13%のシェアを占め、Nokiaの「Symbian」、Microsoftの「Windows Phone」、その他のモバイルプラットフォームがそれぞれ1%ずつのシェアを占めた。
Appleは、スマートフォンOSとしての首位の座はAndroidに奪われたものの、モバイル端末メーカーとしてはまだ首位を維持している。Apple製端末は合計で、10月の総広告インプレッション数の23.5%を占め、上位15メーカーの中で第1位だった。「iPhone」は、携帯端末トップ20の中で最も人気が高く、12.5%のシェアを占めた。
第2位はHTCで、総インプレッション数の18%を占めた。「Desire」「Evo」「Droid Incredible」「MyTouch 4G Glacier」の4機種のHTC製端末が、トップ20にランクインした。
わずかの差で第3位につけたのはサムスンで、シェアは17%だった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」