「Android」版「Google Maps」は、米国時間11月29日にリリースされたバージョン6.0により、屋内にも対応するようになった。
今回のバージョンでは、目的地の入口までだけでなく、建物内の様子も示してくれる。建物に入り、そこが通信圏内ならば、ズームインによって詳細な建物の見取り図が表示され、いつもの「青い点」のアイコンで現在位置が示される。屋外にいる場合と同様に、スワイプによって自由に地図をスクロール可能で、右側の番号を選択することによって別の階の地図を表示することもできる。別の階へと移動すれば、見取り図は自動的に更新される。
現時点では、この技術が利用できるのは、米国および日本の一部の空港、乗換駅、大規模小売店舗のみだが、利用可能場所はすぐに増えるにちがいない。Googleは、企業らに対し、maps.google.com/floorplansにおいて同社の地図データベースに手動で見取り図を追加するよう促すこともしている。「Indoor Maps」(屋内地図)対応の建物の全一覧については、Googleのヘルプセンターを参照してほしい。
Indoor Maps対応のGoogle Maps 6.0は、Androidのバージョン2.2またはそれ以降を搭載する端末を対象に提供されている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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