GoogleがYahoo買収に向けた提携の可能性を検討していると報じられている。
The Wall Street Journal(WSJ)は、「本件に詳しい人物」の話として、検索と広告を提供するGoogleが、少なくとも2社のプライベートエクイティ企業に対し、Yahooの主要事業を買収するための資金援助について話し合ったと報じている。
話し合いは初期の段階にあり、正式な提案は何もされておらず、Googleが手を引く可能性もあり、どのプライベートエクイティ企業と話し合ったのかも明らかではないとWSJは述べている。しかし、検索業界において現在支配的な地位にあるGoogleが、同業界において失速したYahooを買収するというのは、興味深い動きである。両社はともにウェブ上で最大規模の企業であり、両社が合併しようとすれば、WSJが指摘しているように、独占禁止規制当局が動き出すのは間違いないからである。
Yahoo買収を検討している企業としては、以前拒否されているMicrosoft、ベンチャーキャピタリストのAndreessen Horowitz、中国を拠点とするEコマース企業Alibaba、Web 1.0時代の同業大手AOLなどが報じられている。
WSJの情報筋によると、GoogleはYahooのウェブサイト上の広告販売に関心があるという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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