最高経営責任者(CEO)だったCarol Bartz氏が突然退任したり、Microsoftによる買収のうわさが再燃したりしたことで一定の混乱はあったものの、米Yahooは2011年第3四半期決算(9月30日締め)を発表した。
Yahooは、第3四半期の純利益が2億9300万ドル(1株あたり純利益は23セント)だったと発表した。非GAAPベースの1株あたり利益は21セントで、トラフィック獲得コスト(TAC)を除いた売上高は前年同期比5%減の10億7200万ドルだった。
ウォール街は1株あたり利益が17セント、売上高が10億7000万ドルと予測していた。
最高財務責任者(CFO)兼暫定CEOであるTim Morse氏は声明の中で、第3四半期を次のように総括した。
第3四半期決算の売上高と営業利益、および1株あたり利益(EPS)のすべてが予測を上回ったことをわれわれは嬉しく思う。わたしとYahoo全体が注力しているのは、収益化の向上を目指しながら、新しいテクノロジとパートナーシップ、製品、およびパーソナライズ可能な有料コンテンツによって事業を前に推し進めることだ。
Yahooは今後の見通しについて、第4四半期終了時の売上高を11億2500万ドル~12億3500万ドルと予測している。
ウォール街は2011年第4四半期について、1株あたり利益が22セント、売上高が12億1000万ドルと予測している。
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この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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