MSとインテルの同盟関係に入り込むAndroidとARM--モバイル端末市場で見せた各々の連携 - (page 3)

Stephen Shankland (CNET News) 翻訳校正: 川村インターナショナル2011年09月26日 07時30分
  • 一覧
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 「今回のBUILDで披露したものはすべて、ARMのパートナーやPCメーカー製造のARMチップ搭載Windows PC上でも動く」とSinofsky氏は米国時間9月13日のブログ投稿で語っている。「ARMチップ上で動作するWindows 8は最終的に、購入可能なARMベースのハードウェアとともに入手可能になるだろう。(中略)新たな開発ツールによって、今日からでもx86(32ビットまたは64ビット)あるいはARMアーキテクチャ上でシームレスに動作するMetroスタイルのアプリケーションを開発可能だ」(Sinofsky氏)

 ARMチップは単一ではなく、QualcommやTexas Instruments、Motorola、Appleなどの企業はみな独自の種類のチップを製造しているが、Windowsは「この独自性の強みを生かしている」とSinofsky氏と語っている。新たな開発ツールによって低水準言語のCやC++を使っているプログラマーでもクロスプラットフォームのMetroアプリケーションが開発可能になるだろう、と同氏は続けている。

新たな複雑性

 ここでの傾向に気付いただろうか。クロスプラットフォームの世界はより一層複雑だ。PCメーカーはよりエンジニアリング的な選択とともに、さらなる部品供給の問題に直面するだろう。そしてソフトウェア開発者は、さらなるビルド作成やテストを行うことになる。

 こうした複雑性の一部は、水平統合されたPC業界の産物と言える。管理者が誰一人おらず、複数の企業がプロセッサやメモリ、ストレージハードウェア、グラフィックス、バッテリ、画面、ソフトウェア、そして全体デザインに影響を及ぼしている。

 これは市場の流動性につながり得るもので、例えば路線変更を行う際などには有益となり得る。だがそれは、顧客を混乱させる可能性が高いことも意味している。

Intel Developer Forumで登壇したGoogleのモバイル担当シニアバイスプレジデントのAndy Rubin氏。Intelのx86チップ搭載のモバイル端末上でAndroidを快適に動かすための緊密な同盟関係を約束した。
Intel Developer Forumで登壇したGoogleのモバイル担当シニアバイスプレジデントのAndy Rubin氏。Intelのx86チップ搭載のモバイル端末上でAndroidを快適に動かすための緊密な同盟関係を約束した。
提供:Intel

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]