MSとインテルの同盟関係に入り込むAndroidとARM--モバイル端末市場で見せた各々の連携 - (page 2)

Stephen Shankland (CNET News) 翻訳校正: 川村インターナショナル2011年09月26日 07時30分
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 OS面でみると、GoogleはAppleの「iOS」に対抗し得る「Android」を提供している。一方、Microsoftの「Windows Phone」は今なお後手に回っており、タブレット端末用Windows 8は2012年まで発売されない予定だ。プロセッサ面では、Appleの全製品を含む事実上すべてのモバイル端末でARMの設計をベースにしたチップが使われている。

オープンマリッジ

 互いの競争力の弱さを理解したIntelとMicrosoftは、互いのライバルの懐に飛び込んでいる。

 サンフランシスコで開催されたIntel Developer Forumにおいて、Intelの最高経営責任者(CEO)であるPaul Otellini氏はGoogleのAndroid部門責任者であるAndy Rubin氏と並んで登壇し、両社の「戦略的提携」の「継続」を発表した。そしてIntelとGoogleが着々と仲を深めている証拠として、Intelは、タブレット端末や携帯電話機でARMに対抗するために設計された次世代チップ「Medfield」上で動作するAndroid搭載タブレットを披露した。

 「AndroidがIntelアーキテクチャに最適化されるように、非常に緊密に協力していく」とGoogleのモバイル担当シニアバイスプレジデントであるRubin氏は壇上で語った。「将来的には、今後リリースされるAndroidはすべて、非常に低いレベル、つまりメモリ管理など低消費電力のIntel Architecture(IA)のすばらしい機能のすべてを利用するカーネルから、マルチメディアや3Dグラフィックスに至るまで、現在System-on-a-chip(SoC)の一部となっているあらゆる部分で最適化されるだろう」(Rubin氏)

 Otellini氏は続けて、「Googleと協力するごとに、良い結果が生まれている。このことに興奮を覚えるとともに、大きな期待を寄せている」と語っている。

 同じ時期、カリフォルニア州アナハイムで開催されていたBUILDカンファレンスにおいて、Windows部門のプレジデントであるSteven Sinofsky氏は多大な時間を割いてARMプロセッサ上で動作するWindows 8を宣伝していた。BUILD参加者に無料で配布されたタブレット端末には、確かにIntelチップが使用されていたが、Microsoftはかなりの時間をかけて、Windows 8の「Metro」スタイルアプリケーション開発用の新時代のプログラミング手法で、いかにしてARMあるいはIntelのシステムで動作可能なソフトウェアを作り出せるかを語った。

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