技術系ニュースサイトAndroid Policeが、「Android」の次期バージョン「Ice Cream Sandwich」(開発コード名)に関する最新情報を公開した。
Android Policeは米国時間8月11日、複数の新たな詳細情報を伝えるとともに、Ice Cream Sandwichのスクリーンショット2枚を掲載した。
同サイトに掲載されているスクリーンショットは「Nexus S」端末に搭載されたIce Cream Sandwichを示しており、画面はやや暗いが、ユーザーインターフェース(UI)に変更が加えられているのが確認できる。Android Policeが指摘している通り、青が新OSのテーマカラーのようで、通知バーも大幅に変更されている。
同じく技術系サイトのRootzWikiが掲載した別のスクリーンショットでも、UIに複数の改良が施されている。アプリケーションランチャーやアプリケーションドロワーが一新されたほか、複数のアプリケーションを格納する何らかのトレイも追加されているようだ。
Android Policeは、信頼できる提供者からの情報であり単なるうわさ以上のものだとして、Ice Cream Sandwichについて画像で確認できる以上の詳細情報を伝えている。それによると、カメラはパノラマモードも搭載するという。また「Gmail」は再設計され、新OS向けに最適化された。変更のほとんどはUIに関するもので、そのため1年以上前のスマートフォンやタブレットでも新OSを実行できるはずだという。
Nexus Sではアップデートを通じてIce Cream Sandwichを入手できるはずだが、実際に新OSを搭載する最初の端末は「Nexus Prime」になりそうだ。
RootzWikiはまた、信頼できる情報提供者の話として、さらにいくつかの情報を掲載している。それによると、Ice Cream Sandwichでは「Google Shopper」を搭載しており、近距離無線通信(NFC)対応端末でモバイル決済を利用できるという。また、Google検索バーは「Honeycomb」(開発コード名)と同じように画面上部に組み込まれるという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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