Appleが、新型「iPad」を「第3四半期の終わりか第4四半期の初め」に発売する計画だと、台湾のニュースサイトDigiTimesが報じている。
現地時間7月11日付の記事は、匿名の情報筋の話として、Appleの新端末は「iPad 2 Plus」という名称になる予定だと伝えている。うわさされる新端末の詳細は現時点でほとんど明らかになっていないが、DigiTimesによると、新端末は「iPad 2」より薄型で、ディスプレイ性能を高めたものになる可能性があるという。
これ以外にも、新端末が高画質のディスプレイを備えたものになるとのうわさが最近聞かれる。つい先日も、Appleの新端末「iPad HD」は解像度2048×1536のディスプレイを搭載する可能性があると、テクノロジ系サイトのThis is my nextが報じた。同記事によると、iPad HDと並行して、現行のiPad 2も引き続き提供される見通しだという。
「この製品の裏にあるアイデアとして、ハイエンド市場(たぶん動画や写真の制作を手がけるユーザー)を対象とした『プロ向け』端末になると見られており、『Final Cut Pro』または『Aperture』のiPadバージョンのようなものとして公開されるだろう」と記事には書かれている。
新型iPadがさらに薄くなるかもしれないというDigiTimesの報道は、やや意外な感がある。Appleが2011年に入ってiPad 2を発売した際、同社はこのタブレットがいかに薄いかを強調していた。Appleによると、iPad 2はわずか0.34インチ(約8.8mm)の薄さだという。同社が次期iPadをこれよりさらに薄くするかどうかはまだ何ともいえない。
いずれにしても、Appleに関する他のすべてのうわさと同様、今回の報道も鵜呑みにするべきではないだろう。現時点でAppleは、2011年中に新型iPadを発売予定かどうかも明らかにしていない。
この件に関してAppleにコメントを求めたが、回答は得られなかった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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