フォトレポート:ナチスのEnigma暗号を破れ--英国ブレッチリーパーク博物館(後編) - 5/12

Daniel Terdiman (CNET News) 翻訳校正: 石橋啓一郎2011年07月20日 08時00分
 これは米国海軍で暗号解読に使われていたbombeだ。ブレッチリーパークの暗号解読者は英国で作られたbombeを使っていた。

 国立暗号博物館によれば、これらのマシンは「主にドイツ海軍の4ローター式Enigmaに対して使われていた。正しい設定がわからなければ、暗号化されたメッセージはほぼ解読不能だった」という。「bombeは1回の処理にたった20分しかかからず、45万6976回通りのローター設定を1回のホイール順ですべてテストできた。bombeごとに異なるホイール順を試させることで、そのうち1つが最終的には正しい設定であることがわかる。ある日のUボートの設定が判明したら、このbombeをドイツ陸軍と空軍の3ローター式メッセージの解読に使うよう、切り替えることもできた」(博物館ウェブサイト)
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 これは米国海軍で暗号解読に使われていたbombeだ。ブレッチリーパークの暗号解読者は英国で作られたbombeを使っていた。

 国立暗号博物館によれば、これらのマシンは「主にドイツ海軍の4ローター式Enigmaに対して使われていた。正しい設定がわからなければ、暗号化されたメッセージはほぼ解読不能だった」という。「bombeは1回の処理にたった20分しかかからず、45万6976回通りのローター設定を1回のホイール順ですべてテストできた。bombeごとに異なるホイール順を試させることで、そのうち1つが最終的には正しい設定であることがわかる。ある日のUボートの設定が判明したら、このbombeをドイツ陸軍と空軍の3ローター式メッセージの解読に使うよう、切り替えることもできた」(博物館ウェブサイト)

提供:Daniel Terdiman/CNET

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