市場調査会社のcomScoreが携帯端末のシェアに関する調査結果を発表した。それによるとGoogleのモバイルOS「Android」がシェアを伸ばす中、Appleもシェアを増やし、一方でResearch In Motion(RIM)の減少傾向は続いているという。
comScoreが3月から5月までの3カ月間を集計した結果によれば、Appleはメーカー別携帯端末シェアで1.2ポイント増加の8.7%を獲得し、前回調査で4位だったRIMを抜いた。シェア1位のサムスンは24.8%で前回の結果と変わらなかった。この調査結果は米国時間7月5日に発表された。
スマートフォンの動作環境である「プラットフォーム」別の市場シェアでは、GoogleのAndroidが前回の33%から38.1%に急増した。Appleのシェアも前回の25.2%から26.6%に増加した。
RIM、Microsoft、Palmはいずれもシェアを減少させた。特にRIMは前回のシェア28.9%から24.7%と4.2ポイントも減少し、前回調査の2位から今回はAppleに抜かされ3位に転落した。
今回の調査対象となった3カ月間で、米国内のスマートフォン所有者は総計7680万人に達し、前回調査から11%増加したとcomScoreは説明している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス