市場調査会社のNielsenが米国時間1月3日に発表したリポートによると、米国ではGoogleのモバイルOS「Android」は急成長を見せているが、Appleの「iOS」を追い越すには至っていないという。
Nielsenは11月のデータを基に、AppleのiOSが米国におけるスマートフォンOS市場シェアで28.6%を獲得し、首位を獲得したことを明らかにした。GoogleのAndroidは米国市場で25.8%を獲得し、第3位となった。
Research In Motion(RIM)のモバイルOS「BlackBerry」は米国市場で26.1%を獲得し第2位となっている。これは、AppleのiOSとAndroidに対する誤差の範囲内である。
Nielsenは「つまり、RIMは統計的に依然として第1位のAppleと第3位のAndroidの両者と並んでいる。AppleがAndroidに対して確実にリードしているが、この競争の勝敗はまだつかないだろう」と指摘している。
しかしながら、Androidの人気は明らかである。過去6カ月間にスマートフォンを購入した消費者の40%がAndroid OSを選んでいる。
Nielsenによると、全体では11月に携帯電話を購入した消費者の45%がスマートフォンを選択したという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」