Quantcastの最新リポートによると、モバイルウェブ利用率におけるAppleのシェアが減少しているという。
米国時間9月3日に発表されたデータによると、2010年8月末の時点で、米国のモバイルウェブ利用率における「iOS」搭載端末のシェアは56%であるという。この統計結果が話題になっているのは、1年前にはiOSのシェアが70%近くあったためである。これと同時に「Android」の利用が増加している。Quantcastによると、1年前には10%に満たなかったモバイルウェブ利用率におけるAndroidのシェアは、8月末の時点で25%に増加しているという。
Research In Motion(RIM)の端末のシェアは、9%で比較的安定しており、「その他」のシェアは10%であった。
iOS搭載端末のシェア減少は、実はそれほど驚くべきことではない。Appleの競合企業らがさらに多くのAndroid搭載端末を投入するにつれ、モバイルウェブ利用率におけるiOS搭載端末のシェアは今後も減少することが見込まれている。Quantcastは、「iPhone」と「iPod touch」をiOS搭載端末としてカウントしている。携帯端末にAndroidを搭載する携帯端末メーカーの数は2桁にのぼり、AppleのモバイルOSが、多数の企業の販売台数の合計を上回り続けると考えるのは非現実的である。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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