Bloombergによると、Appleは英国時間1月18日、Nokiaの特許のうちの1件が無効であるとして、英国においてNokiaを提訴したという。問題の特許は、タッチスクリーン搭載携帯端末上のスクロール技術に関するもので、Nokiaが以前にAppleが侵害しているとして提訴した特許のうちの1件である。
Nokiaは今回の提訴に対し、同社の特許が有効であると確信しており、「あらゆる手段によって、われわれの権利を守るつもりである」と回答した。
Apple関係者らからのコメントを直ちに得ることはできなかった。
両社間の法的な争いは、Nokiaが最初にAppleを10件の特許侵害で提訴した2009年から続いている。その2カ月後、AppleはNokia側が侵害していると同社が考える10件の特許を挙げて、Nokiaを逆提訴した。
Appleの法務顧問であるBruce Sewell氏は当時、「企業はわれわれの技術を盗用するだけでなく、独自の技術を発明することによって、われわれと競争するべきだ」と述べていた。
両社間の提訴および逆提訴は現在、米国、英国、ドイツ、オランダを含む複数の国々で繰り広げられている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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