環境保護団体Greenpeaceは米国時間12月7日、環境問題に取り組むIT企業のランキング「Cool IT Leaderboard」を発表した。首位は100ポイント中70ポイントを獲得したCiscoで、2位はEricsson(57ポイント)、3位は富士通(52ポイント)だった。
Ciscoは、ITによる気候問題ソリューションを、ビジネス戦略のより中心的な部分に据えたとして評価された。同社は前回の4月のランキングでも首位を獲得している。富士通は、温室効果ガス削減の取り組みについて日本政府に提言を行い、強いリーダーシップを発揮したことが高く評価されたが、Greenpeaceは「日本の他のIT企業は沈黙を守っている」と述べた。
47ポイントで4位となったGoogleは、カリフォルニア州で排出削減を義務づける法律を一時停止する提案に、公に反対したことが評価された。ランキングのふるわなかった企業にはSAP(21ポイント)、パナソニック(21ポイント)、Oracle(12ポイント)がある。
Greenpeaceは、この評価はソリューション、環境への影響、政治的な提言活動という3つのカテゴリで行ったとしている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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