ただカメラはちゃんとメガピクセルである。実は本体には堂々と11メガピクセル、なんてウソが書かれている。てか10メガ以上のカメラなんて、大手メーカーを含めても数機種しか市場で販売されていないのに堂々とこんなこと書いちゃっていいのかよ。まぁこれに騙される方も悪いかもしれないけど、「11.0 mega pixels」と目立つ位置にどーんと記載するって根性はさすがはトンデモケータイである。
画像解像度は最大で1600×1200ピクセル。2メガあるってことでVGA画質がまだまだ一般的なトンデモケータイ市場においては最新、ハイエンドモデルと呼べるのかもしれない。ちなみにトンデモケータイを買おうと思ったら、カメラ機能はこうして必ずメニューから画像解像度を表示してみなくてはならない。パッケージや本体に書いてある表示は信用できず、実機を実際に見てみないとわからない、これがトンデモケータイの楽しさでもあるのだ!(「そんなの楽しくない」って突っ込まないように)。
カメラの他の機能を見てみよう。カメラを起動後、カメラボタンを軽く押すとカメラレンズユニットが本体に収納される。これってもしかしたら光学2倍ズーム?カメラそのものはやっぱり優れているのかすごいぞT1000i!まぁ考えてみれば、レンズがわざわざ動くってんだからズーム機能があっても当然なんだよね。
だが写真を比べてみると、カメラズームあり、ズームなしでの画角の差はほとんどない。せいぜい1.1倍ズームくらいだろうか。だったらレンズを伸ばす意味は?本体にレンズを収納したほうがすっきりするんだったら最初っからレンズが動かなくてもいいはずなのに。もしかしてこれも「見た目をカメラっぽくするため」だけのギミックなのかよ!あー、今回もやられたっぽい俺……。
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