フォトレポート:スミソニアン国立航空宇宙博物館で振り返る名機 - 18/20

文:CNET News Staff 翻訳校正:川村インターナショナル2010年08月12日 07時30分
 これら2つのミサイル(ソ連の「SS-20」(左)と米国の「Pershing-II」)は、米国とソビエト連邦が1987年に調印した中距離核戦力(INF)全廃条約の下で禁止された2600基以上の核ミサイルの2つである。

 1983年、米国によって旧西ドイツへの配備が開始されたPershing-IIは、ソ連西部の標的に向けられていた。1基の熱核弾頭を搭載することが可能で、最大爆発力は50ktだった。INFによって、Pershing-IIは全廃となった。このミサイルは訓練用のPershing-IIだった。

 SS-20はソビエト連邦の移動式中距離弾道ミサイルの1つだった。最大3基の熱核弾頭を搭載可能で、最大爆発力は250ktだった。ソビエト連邦内の48カ所の基地に配備され、西欧とアジアを射程圏内に収めていた。INFの要件によって、SS-20もPershing-IIと同様に廃止された。これも訓練用のSS-20だ。

 これら2つのミサイル(ソ連の「SS-20」(左)と米国の「Pershing-II」)は、米国とソビエト連邦が1987年に調印した中距離核戦力(INF)全廃条約の下で禁止された2600基以上の核ミサイルの2つである。

 1983年、米国によって旧西ドイツへの配備が開始されたPershing-IIは、ソ連西部の標的に向けられていた。1基の熱核弾頭を搭載することが可能で、最大爆発力は50ktだった。INFによって、Pershing-IIは全廃となった。このミサイルは訓練用のPershing-IIだった。

 SS-20はソビエト連邦の移動式中距離弾道ミサイルの1つだった。最大3基の熱核弾頭を搭載可能で、最大爆発力は250ktだった。ソビエト連邦内の48カ所の基地に配備され、西欧とアジアを射程圏内に収めていた。INFの要件によって、SS-20もPershing-IIと同様に廃止された。これも訓練用のSS-20だ。

提供:Daniel Terdiman/CNET

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