Macを使うとなにが便利になるのか?--ビジネスで使うMacレビュー - (page 2)

写真の読み込み、管理が簡単なMac

 デジカメで撮影した写真のPCへの取り込みは、デジカメ付属の写真管理アプリを利用することが一般的かと思います。しかしMacは標準でiPhotoというアプリが用意されており、写真の取り込みから編集までを簡単に行えます。

 iPhotoの利用は簡単で、デジカメをMacに接続するだけでiPhotoが起動します。あとは自動的にデジカメを認識し、デジカメ内の画像の読み込みが始まります。画面にデジカメ内の写真が全て表示されたら、あとは画面右下の「すべてを読み込む」をクリックするだけです。

iPhotoの利用はデジカメとMacをUSBケーブルで接続するだけ iPhotoの利用はデジカメとMacをUSBケーブルで接続するだけ(※画像をクリックすると拡大します)

 iPhotoに読み込まれた写真は「ライブラリ」に読み込まれます。ライブラリ内の写真の表示方法はiPhotoの画面左にある「ライブラリ」の下ある「イベント」または「写真」をクリックします。

 「イベント」では、名前のとおり写真がイベントごとにサムネイルが表示されます。イベントはフォルダのようなもので、標準では1日おきにイベントが区切られます。ビジネス用途であれば「いつ撮影したか?」がわかればよいでしょうからこの設定で問題ないでしょう。

 またイベントの表示画面でサムネイル下の名称部分を直接編集できます。ですので「20090305」のような日付表示を「2009年3月大阪出張」のように簡単に変更できます。日付で区切って写真を自動読み込みし、後からそのイベント(フォルダ)名を変更すればいいわけです。

 しかもこのイベント表示では、サムネイル上をマウスカーソルを左右に動かすと、そのイベント内に保存されている写真が次々に表示されていきます。マウスを動かすだけで中を閲覧できるのはとても便利で、中身をさっと確認したいときなどは有効でしょう。特にイベントが数十にもなれば、どこにどの写真があったか覚えきれないもの。「あれはどこだったっけ」なんてときは、この操作を使えばいいのです。

イベント表示ではイベントごとにサムネイルが表示される イベント表示ではイベントごとにサムネイルが表示される(※画像をクリックすると拡大します)

 さて、イベントのサムネイルをダブルクリックすると、そのイベント内の写真全部がサムネイル表示されます。あるいは画面右の「ライブラリ」下の「写真」をダブルクリックしても写真全部のサムネイルが表示されます(この場合は全イベント内の写真が表示される)。

 このサムネイル画面では写真全体を見ながら必要とする写真を探したいときなどに便利でしょう。またサムネイルのサイズ画面右下のスライドバーで簡単に拡大縮小できるため、写真が多すぎるときは拡大表示、全体をぱっと見たいときは縮小表示、といったように自在にカスタマイズできるわけです。

サムネイルのサイズは自由自在に変更できるため、全体の閲覧がしやすい サムネイルのサイズは自由自在に変更できるため、全体の閲覧がしやすい(※画像をクリックすると拡大します)

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