デジカメで撮影した写真のPCへの取り込みは、デジカメ付属の写真管理アプリを利用することが一般的かと思います。しかしMacは標準でiPhotoというアプリが用意されており、写真の取り込みから編集までを簡単に行えます。
iPhotoの利用は簡単で、デジカメをMacに接続するだけでiPhotoが起動します。あとは自動的にデジカメを認識し、デジカメ内の画像の読み込みが始まります。画面にデジカメ内の写真が全て表示されたら、あとは画面右下の「すべてを読み込む」をクリックするだけです。
iPhotoに読み込まれた写真は「ライブラリ」に読み込まれます。ライブラリ内の写真の表示方法はiPhotoの画面左にある「ライブラリ」の下ある「イベント」または「写真」をクリックします。
「イベント」では、名前のとおり写真がイベントごとにサムネイルが表示されます。イベントはフォルダのようなもので、標準では1日おきにイベントが区切られます。ビジネス用途であれば「いつ撮影したか?」がわかればよいでしょうからこの設定で問題ないでしょう。
またイベントの表示画面でサムネイル下の名称部分を直接編集できます。ですので「20090305」のような日付表示を「2009年3月大阪出張」のように簡単に変更できます。日付で区切って写真を自動読み込みし、後からそのイベント(フォルダ)名を変更すればいいわけです。
しかもこのイベント表示では、サムネイル上をマウスカーソルを左右に動かすと、そのイベント内に保存されている写真が次々に表示されていきます。マウスを動かすだけで中を閲覧できるのはとても便利で、中身をさっと確認したいときなどは有効でしょう。特にイベントが数十にもなれば、どこにどの写真があったか覚えきれないもの。「あれはどこだったっけ」なんてときは、この操作を使えばいいのです。
さて、イベントのサムネイルをダブルクリックすると、そのイベント内の写真全部がサムネイル表示されます。あるいは画面右の「ライブラリ」下の「写真」をダブルクリックしても写真全部のサムネイルが表示されます(この場合は全イベント内の写真が表示される)。
このサムネイル画面では写真全体を見ながら必要とする写真を探したいときなどに便利でしょう。またサムネイルのサイズ画面右下のスライドバーで簡単に拡大縮小できるため、写真が多すぎるときは拡大表示、全体をぱっと見たいときは縮小表示、といったように自在にカスタマイズできるわけです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
パナソニックのV2H蓄電システムで創る
エコなのに快適な未来の住宅環境
企業や自治体、教育機関で再び注目を集める
身近なメタバース活用を実現する