こんにちは、soyoです、CNET Japanで「元会社員の大学院生生活」というブログも書いています。
今回で長らく続いたMacbookのレビューも終了です。第1回ではMacbookを初めて手に取ったWindowsユーザーがどの部分に壁を感じるかについて考え、第2回でWindows環境からMacへスムーズに移行する為の設定などを行い、第3回でOfficeアプリケーションを使う際の互換性など注意点を確認してきました。
<これまでの連載>
1.WindowsユーザーがMacを使うときの壁
2.WindowsユーザーがMacの壁を超えて使うための準備
3.WindowsユーザーがMacの壁を超えてOfficeソフトを使う
最後にMacを利用する時に感じる点などを中心にMacのアプリにも触れながら、どのようにMacbookを仕事で使用しているのかをレポートしたいと思います。
まずは王道であるPowerPointを使用。これまで当たり前のようにWindows版のPowerPoint 2007(以下Win版)を使ってプレゼン資料を作ってきたわけですが、Macに乗り換えてインストールしたMac版のPowerPoint 2008(以下Mac版)を暫く使用して操作感を検証してみました。
実際に使用してみるとファイルの互換性はあるものの、操作性が少し異なるため最初は少し戸惑いました。Mac版は主要な機能が「リボン」ではなく「ツールパレット」として独立したウィンドウに集約されているため目的の機能にたどり着くために必要なアクションが少し違います。
また、Mac版はWin版にもある「クイックスタイル」機能を搭載するだけでなく、「ガイド」機能によりオブジェクトを明示的に揃えて並べることが容易になっています。この辺は図形を多用する方には便利な機能ですね。
他にもWin版にはなかった3Dのトランジションなど画面の切り替えの時の効果が追加されています。これらはWin版ではMac版ほど充実しておらず、Keynoteに対抗して強化したのかもしれません。
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