さて報告書に写真を貼り付けるなら、写真のサイズ変更やトリミングなども必要となるでしょう。iPhotoは編集機能も備えているため操作も簡単です。
加工したい写真をダブルクリックして、画面下の「編集」アイコンをクリックすれば、あとは回転、トリミング、傾き補正などの編集ができます。人物の赤目取り除きや画質の明るさ調整なども可能で、ビジネス用途ならばこれでも十分でしょう。本格的な写真加工をするのならばPhotoshopなどの専用アプリを購入すればよいわけですが、逆に言えばMacは標準状態でビジネスに必要十分な写真管理、編集機能を備えているということになるでしょうか。
では実際に写真の加工をしてみましょう。最も利用するのはトリミングだと思います。画面下の「トリミング」アイコンをクリック、あとは画面の上下左右の隅をマウスで動かし、好みの大きさに写真をトリミングするだけです。そしてメニューから「ファイル」→「書き出す」とすればOK。
なおデジカメで撮影した写真は画像解像度が大きく、報告書に貼り付けるには大きすぎる場合があります。そこでファイルの書き出しのメニュー内にある「サイズ」を「カスタム」とし、最大の大きさのところに横のピクセル数を適度に指定するといいでしょう。たとえば数値を640にすれば、横640ピクセル、480にすれば横480ピクセルの画像として出力できます。
さてここまでの機能は最近のデジカメの付属アプリでできるものも多いかもしれません。でもiPhotoの最大の特徴はMacを買うと標準で付属してくるということです。Macを買って、あとからアプリを追加する必要がありません。機能のバージョンアップはオンライン経由でできますし、何よりもPCメーカーであるアップルが提供しているだけに、今後も確実に機能が強化されていくでしょう。
またほかのデジカメを買ってもそのまま利用できますし、デジカメを買い換えたら付属アプリをイチから覚えなおす、という必要もありません。そしてやはりインターフェースが使いやすいのもMacならでは。マニュアルなどを読むことなく、取り込みから加工まで簡単にきるあたりはさすがMacだと感じました。
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