MacBookを使い始めてから早3カ月が経過しました。当初の目標は「持ち歩ける最強のビジネスマシンを作る」でしたが、現在はプライベートも含め、ほぼすべてのPC作業をMacBookのみで行えるようになりました。今回はいよいよ最終回です。
「仕事でMacはどう使えるか?」まとめをお送りしたいと思います。
1.マルチタッチ
3カ月間使い込んでみて、もう手放すことができないなというほど魅力を感じたのは、トラックパッドのマルチタッチです。ブラウザだけでなくテキスト編集の際やFinder(Windowsのエクスプローラのようなもの)利用時でも、マウス操作、上下、戻る進む、デスクトップ表示、アプリケーションの切り替えといった作業を、指の本数を変えるだけで実現できます。以前まではThinkpadのあの赤丸が一番と考えていました。キーボードを打つ時とマウス操作の切り替えで手を動かす必要がなく、大変効率的だからです。ただそれでも5ボタンマウスをつないだ時ほどの利便性は得られませんでした。MacBookのトラックパッドは5ボタンマウス以上の利便性です。
PCを操作する上で操作性が優れていると、ここまで快適になるんだと改めて実感しました。
2.複数OS環境
Macでなければ困難だったと感じたのは、複数OS環境の構築です。Mac OSをintel製CPUを積んだWindowsマシンにインストールする事も理論上は可能となりましたが、実際にインストールしようとするとハード面との相性を含め大変困難な作業となるようです。
会社で使用していたデスクトップ(WindowsとLinux)、ノート、サーバ各種、自宅で使用していた各部屋のデスクトップ、外出用のUMPCを見事統合できただけでなく、ウェブシステム制作の際にいつも悩みどころだった複数OS、複数ブラウザでの動作確認環境まで手に入れる事ができ、それをいつでも持ち歩けるのはすばらしいの一言です。開発してみたいと思っていたiPhoneアプリ開発キット等、Macでしか動作しないものやLinuxでしか動作しないアプリケーション等、いつでもどこでも試してみる事ができます。
現在はMac、Windows XP、Ubuntu、Windows 7 betaをインストールしています。
3.デザイン
いつも持ち歩くもの、人に見られるものとして、機能とは違いやっぱり自慢になるデザインです。多くの方が興味を示し、使っている方も意外に多く話のネタにもなります。
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