WindowsユーザーがMacの壁を超えて使うための準備--ビジネスで使うMacレビュー

 こんにちは、soyoです。CNET Japanブログで「元会社員の大学院生生活」というブログも書いています。

 前回の記事WindowsユーザーがMacを使うときの壁に引き続きMacbookのレビューを書きたいと思います。基本的に“普通のWindowsユーザー”が初めてMacに乗り換えて仕事に使うという目線ですので、専門的な話と言うよりも移行の疑似体験的なイメージで読んでいただければ幸いです。

 さて、前回はMacbook(late 2008モデル)にVMware Fusion 2をインストールしてWindows XPを導入した所まで書きましたが、近況としてはMac OSをメインに使用できています。Windowsの利用はフリー系のアプリやウェブページの確認用にユニティモードで使用する感じでしょうか。そこで、今回は実際に仕事でMacを利用するにあたって、どのような設定を行っているのかを中心にレポートします。最後のページに参考としたサイトやフリーソフトのリンクを入れましたので合わせてご覧ください。

Macの壁を超えて使うための準備(入力ディバイス編)

・キーボード

 基本設定ではF1,F2などのファンクションキーは「fn」キーとの併用で使用する設定ですが、システム環境設定の「キーボードとマウス」から下記の部分にチェックを入れることでWindowsのように直接呼び出すことができるようになります。これでATOKと合わせて日本語入力やOffice関連のショートカットが使いやすくなります。

この辺の設定はMacユーザーでも鉄板らしいですが、最初は戸惑いました この辺の設定はMacユーザーでも鉄板らしいですが、最初は戸惑いました

・マウス

 前回も書きましたが、マウスカーソルのスピードには正直言って一番悩みました。Macでは「速度」と「加速度」の設定があるのですが、システム環境設定の「キーボードとマウス」では「スクロールの速さ」しか変更できません。しかも、「最速」に設定してもWindowsユーザーには少し遅め……このままではパワーポイントなど図表を含む資料作成が多いビジネスユーザーにはかなりの壁となりそうです。

 この難関を解決してくれたのが「USB Overdrive」というアプリケーション。下記のようにマウスの設定を「速度」だけでなく「加速度」も含めて変更できるという優れものです。私の場合、速度を400dpi、加速度を175%に設定して丁度良く感じました。Bluetooth接続のマウスでも問題なく設定が反映されています。

 ちなみに、使用しているマウスはパワーポイントのページ制御などもできるレーザーポインタ内蔵の「Microsoft Wireless Notebook Presenter Mouse 8000」で、エネループ電池を入れて使っています。この組み合わせはWindowsから移ってきたビジネスユーザーがMacを使う際に便利でお勧めです。

汎用USBドライバとして他にもさまざまな設定が変更できます 汎用USBドライバとして他にもさまざまな設定が変更できます
Windows利用時から引き続き利用できた、ポインタ付きBluetoothマウス。プレゼンテーションモードに切り替えると裏面にあるボタンで各種操作が可能 Windows利用時から引き続き利用できた、ポインタ付きBluetoothマウス。プレゼンテーションモードに切り替えると裏面にあるボタンで各種操作が可能

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