リーマン・ショック後に株価が踏ん張ってきた反動がここにきて出ているほか、3月期決算企業の中間決算発表シーズンを控えて新興市場上場銘柄には業績面への懸念も取りざたされているようだ。
しかし、ミクシィには今期業績計画に上方修正期待があるほか、サイバーエージェントにも「アメブロ」事業の成長とともに2009年9月期業績への収益改善期待が大きい。
トヨタやソニーなど東証1部市場の主力銘柄にも言えることだが、ここの急落局面は中長期的には絶好の拾い場になるとの見方が強まっている。特に成長力の高いネット系銘柄は歴史的な割安水準まで調整している。
株式市場には「戻りは小型株から」という格言がある。東証1部上場銘柄より株価の変動率が大きいネット株は、相場のセンチメントを反映しやすい性質も知られている。日本市場全般の底入れ、反騰の時期は専門家の間でも意見が分かれているが、それを読む上でネット株の動向に注目する向きも多いようだ。
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