価格比較サイトのカカクコムなどを傘下に持つデジタルガレージが堅調展開を続けている。8月27日にグループ再編を発表。業績は2008年6月期に赤字転落、今期は黒字回復を見込んでいる。再編効果による回復ピッチの加速を期待されている。
デジタルガレージの収益は、傘下の上場企業の寄与度が大きい。東証1部上場のカカクコムと、大証ヘラクレス上場でコンビニ決済やクレジットカード決済を手掛けるイーコンテストを子会社として保有。2社の成長により、デジタルガレージはかつて本業だったネット系企業向けベンチャーキャピタルビジネスよりも、カカクコムなど子会社の収益動向が株価に大きな影響を与えていた。
今回発表したグループ再編はイーコンテクストの吸収合併が核。デジタルガレージは純粋持ち株会社から事業持ち株会社へ移行。意思決定のスピード向上や人的リソースの再配分など、事業シナジー(相乗)の最大化を目指していく。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
すべての業務を革新する
NPUを搭載したレノボAIパソコンの実力
イノベーションの「種」から社会実装へ--
社会課題の解決に挑む各社の挑戦
「1→10」の事業化を支援する
イノベーション共創拠点の取り組みとは