引き続き、新興市場のネット株が全般相場との比較で堅調な推移を続けている。世界的な金融市場の混乱の影響を受けにくいセクターとして、個人投資家を中心とする資金の受け皿となってきたが、ここにきて新たな資金の流入が明らかになっている。
割安株投資で著名な米フィデリティ投資が、新たに楽天株、サイバーエージェント株を取得した。22日付で関東財務局に提出された大量保有報告書で明らかになった。フィデリティは楽天株の発行済株式の5.08%、サイバーエージェント株は同5.17%を取得した。
世界の金融市場が混乱する中、ファンドを運用する機関投資家はリスクを回避する格好で現金化の動きを進めている。その中での新規の株式取得は、彼らが日本のネット株が現在の経済環境の中でも成長を継続でき、しかも現在の株価が割安な水準にあると判断したからだとみられている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
「もったいない」という気持ちを原動力に
地場企業とともに拓く食の未来
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力