「Asus Eee PC」や「HP 2133 Mini-Note」などの、いわゆる”ネットブック”スタイルのノートPCへの注目が非常に高まってきているが、そもそもこのすべての始まりは、One Laptop Per Child(OLPC)プロジェクトと、その創設者であるNicholas Negroponte氏が夢見た、あらゆる子どもたちの手に1人1台の低価格「XO」ノートPCを届けるという構想が発端となっていることは忘れられがちである。
当初のXOは、出荷遅れ、値上げ、期待外れなどの要因で、実際の製品よりも、その与えたインパクトの大きさで記憶されることになってしまった。しかしながら、たとえIntelの「Classmate PC」や、Eee PCが市場に数多く出回り、より話題を博しているとしても、このままOLPCが終わってしまうと考えるのは早計である。
OLPCは、次世代のXOノートPCの開発に取り組んでいることを明らかにしており、新たな「XO 2.0」の詳細と、非常に興味をそそる数枚の写真を公表した。最も興味深いのは、伝統的なキーボードとモニタの組み合わせではなく、デュアルタッチスクリーンが採用されている点だろう。広報写真は、少しSFまがいのデザインに見えなくもないが、(ちょうど初代XOの当初のデザインモックアップにも似ている)最終的に完成する製品は、おそらくはより一般的なデザインに仕上がることだろう。
公式プレスリリースでは、新たなOLPCのノートPCが、初期モデルよりも改善を実現したとする、以下のような分野が挙げられている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ
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