2006年FIFAワールドカップドイツ大会が開催され、ついに日本の試合が始まる。「このために買った大型液晶テレビで絶対見逃すか!」という熱烈な人から、「本当は興味ないけど人と会話を合わせるためにチェックだけはしておこう」という冷めた人までいろいろだろう。
いずれにせよ、気になって気になって仕方がないが、どうしても仕事があってチェックできない人も多いはず。そこで、家でも仕事場でも移動中でも日本の試合がチェックできるツールやサービスを紹介しよう。
ただし、「生放送は間に合わないけど、家で録画を見るから帰るまでは一切情報を知りたくない」という人は、絶対使ってはだめ。
まず、グーグルは、ワールドカップの期間限定で3つのサービスを展開している。まず、通常の検索時に「サッカー 日本」「日本 オーストラリア」などと入力すると、検索結果のトップに「ワールドカップ試合予定」や「ワールドカップ試合結果」などが表示される。
そして、そのリンクをクリックすると「パーソナライズドホーム」のページにワールドカップのモジュールが追加できる。このモジュールは、各グループの試合結果や順位などが表示される。また、Googleビデオの動画が表示されるモジュールも用意されている。
もう1つ、グーグルでは「Google モバイル検索メール」のスポーツ検索サービスでもサッカー情報を提供している。携帯電話のメールの本文に「サッカー」や「日本」「ドイツ」などの国名を入れて、g@google.jpにメールを送信すると、試合予定や点数などが返信される。
次に、米Yahoo!では、デスクトップアクセサリ「Yahoo! Widgets」で、「FIFAworldcup.com」を提供している。
Yahoo! Widgetsは、以前に「Konfabulator」(2005年7月にYahoo!が買収したPixoriaが提供していた)と呼ばれていた。日本での提供はまだだが、インストールすると標準でメニューの一部が日本語で表示される。天気予報や株価などを表示するさまざまなミニアプリケーション「Widget」(ウィジェット)が用意され、Widget Galleryからダウンロードしてデスクトップで利用する。
FIFAworldcup.comは、試合の日程や各チームの情報が日本語で表示されるほか、好みのチームの写真やニュースなども提供される。このほかにも、ワールドカップ関連のWidgetとしては「Germany 2006 World Cup Fixture」などがある。
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