MySQLのCEO、自由と利益のバランスを説く - (page 2)

Stephen Shankland (CNET News.com)2005年04月22日 08時00分
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 MySQLには、Mickosの見方を裏付けるだけの根拠がある。同社のインストールベースは増加中で、さらに顧客数はもっと急速に増加しており、その上収入は最もめざましい伸びを示している。

 MySQLの2002年度のユーザー数は300万人で、有償顧客の数は1000社、そして売上は約500万ユーロ(つまり650万ドル)だった。それに対し、2005年にはユーザー数が600万人に、有償顧客数は5000人に、そして売上は2600万ユーロ(3400万ドル)にそれぞれ増加する見込みだと、Mickosはプレゼンテーションのなかで述べた。

 オープンソースプロジェクトのなかでも最もよく知られているのはLinuxだが、その開発には世界中から何百人ものプログラマが参加している。それに対して、MySQLソフトウェアの大部分は、MySQLのスタッフであるプログラマが開発したものだ。

 だが、MySQLはボランティアが別の形で積極的に参加することを歓迎している。それはバグの発見や分析、MySQL用ユーティリティやツールの開発、さらに無償のMySQLの利用を通じた普及促進活動などだ。

 「MySQLのインストールベースは600万に達している。これこそ、われわれのマーケティング部門だ」とMickosは述べた。「現時点で、MySQLには約1000人のユーザに対して1人の割合で有償顧客がいる。これは実に好ましい状態だ」(Mickos)

 MySQLは2月、新しい価格体系として「MySQL Network」と呼ばれるサブスクリプション形式の年間サポート契約を発表した。MySQL Networkの加入者は、無償ユーザーに提供されるもの以外にも、認定済みソフトウェア、保守アップグレード、製品サポート、コンサルティングサポート、アップデートアドバイザー、テクニカルアラートアドバイザー、ナレッジベースなどを利用できる。

 今年で創業から10年めとなるMySQLは、「MySQL 5」という新バージョンのデータベースをまもなく発表する。同社は、2004年にRawバージョンのテストを開始し、米国時間18日のイベントでは第2のテストバージョンを公開した。なお、最終版は6月末までにリリースされる予定だ。

 「現在はベータ2の段階にある。一般に入手可能になるのは、第2四半期の後半になる」(Mickos)

 Mickosによると、Cox Communications、Sabre Holdings、Friendster、Wikipedia、そしてNews.comを運営するCNET Networksなどが、MySQLを利用しているという。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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