かじき座の中にあり、地球から約6000万光年の距離に位置する、この美しい渦巻銀河「NGC 1566」は、「Spitzer Infrared Nearby Galaxies Survey(SINGS)Legacy Project」により、Spitzer宇宙望遠鏡の赤外線配列カメラ(IRAC)を使って撮影された。 ぼんやりした青い光は成熟した星からのもので、「燃えるような」赤い渦巻腕は、星が形成過程にあり、ちりが放出されていることを示している。星の形成の大半は、対称に位置する2本の渦巻腕に見られ、ワールプール銀河など、ほかの壮大な渦巻銀河を連想させる。小さくて非常に明るい青い中心部を持つことから、この銀河がセイファート銀河(中心核の非常に小さい領域から活発に光を放射している銀河)であることが示唆される。
提供:NASA/JPL-Caltech
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