天文学者は、NASAの3つの大天文台で、隠れたブラックホールを求めて遠い宇宙を徹底的に調べているが、可視画像ではほとんどのブラックホールは目に見えないという結論に達している。左側のNASAのHubble宇宙望遠鏡の画像に写っているのは、大天文台深宇宙オリジン・サーベイ(GOODS)での、宇宙全体の200分の1の画像だ。画像には、3つのX線源(丸で囲まれた部分)をはじめ、多くの銀河がとらえられている。右側の画像は、HubbleとNASAのSpitzer宇宙望遠鏡のデータを合成したもので、同じ領域が示されている。2つの「強い」X線源(X線の最も短い波長でのみ検出されるX線源で、ここでは黄色い丸で示されている)は、可視画像では非常にぼやけているが、赤外線画像ではずっと明るい。このデータから、X線源はちりに隠されたブラックホールの可能性がある。
提供:NASA/JPL-Caltech
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