MSとYahooの提携で検索市場はどうなる?

2009年7月30日 20時00分

 MicrosoftとYahooが7月29日に検索および広告分野における提携を発表しました。MicrosoftはYahooの検索技術ライセンスを取得した上で同社に検索サービス「Bing」を提供します。一方、Yahooは両社の広告主に対し、ワールドワイドで独占的に販売契約を結ぶことになります。両社が結んだ契約は10年間に渡るものです。

 ただし検索市場におけるYahooとMicrosoftを合わせたシェアは、依然としてGoogleのシェアの半分にとどまっています。Yahooの検索技術とトラフィックを獲得したMicrosoftはオンライン事業を好転させ、Googleに打ち勝つことができるでしょうか。パネリストの皆さんのお考えを聞かせてください。読者の皆様のコメントもお待ちしております。


  • 加藤順彦 / @ykatou
    加藤順彦 / @ykatou さん (ベンチャー起業家を支援&投資する人)
    これで世界の検索市場が、MSとGoogleの覇権争いになったことは、それはそれでいいんですよ。

    ただネットが産んだ最初のベンチャーであるYahooが、この極めてフツーに見える最終選択をしたことが、少し残念で。
    RPGゲーム的にエンディングが一気に近づいちゃったような気がしてます。

    Yahooって、このネット黎明期のサーガを、まだまだややこしく&面白くしてく
    れるカードを持つ稀有なバイプレーヤーだったと思うんです。

    オープンソース系もソーシャル系も、大化けしそうな?小さな検索ベンチャーも、
    シナリオを美味しくしてくれそな相手の候補は数社はあったでしょう。

    まぁ外野の好き勝手な所感ですけど(^_^;)
    2009-07-31 01:06:46

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