前回は、2010年のテレビ最大トレンドとなった「3D」を中心に話しを進めたが、今回は一般的なテレビに関わる機能を紹介しよう。紹介するのは「録画テレビ」「ネット機能」「DLNA」「省エネ機能」の4つ。2009年のモデルに搭載されていた機能もあるが、対応する機種やインフラが整うことで、より使いやすく進化している。販売店の店頭で話を聞くにしても、これらのトレンドを知っていれば自分に本当に合うテレビを見つけやすくなるはずだ。
テレビのひとつのジャンルとして、すでに確立した録画テレビ。これから購入する人も、録画機能の有無は気になるポイントだろう。録画テレビの2010年のニュースといえば、3Dテレビ+ブルーレイ3D+HDDという“全部入り”タイプが現れたことだ。3Dテレビがもてはやされているが、ブルーレイ3Dを見るためには対応のBlu-ray Discプレーヤーを購入する必要がある。そこで、3D対応Blu-ray Discレコーダー内蔵タイプを選べば、省スペース、接続いらずでスッキリとテレビを設置できる。
全部入りの代表モデルはパナソニック「3Dビエラ」の「RT2B」シリーズ。500GバイトのHDDを内蔵しブルーレイ3Dに対応。前回紹介した、VT2シリーズと同様、パネルにはプラズマパネルを採用している。
もう1台の三菱電機「REAL 3D」の「MDR1」シリーズは、1テラバイトのHDDを内蔵。フルハイビジョン画質のまま通常の10倍の時間録画ができる「AE(10倍)モード」も備え、HDDに最大で約900時間の記録が可能だ。
また、ソニー「ブラビア」の「HX80R」シリーズは、後から3Dメガネとトランスミッタを購入できる3D readyモデルを録画テレビに追加。500Gバイトの内蔵HDDとブルーレイ3D対応レコーダーを備える。同社のBlu-ray Discレコーダーのほとんどの機能を搭載しており、使い勝手良くテレビ録画が楽しめる。
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