「Apple Podcast」、自動文字起こしに対応へ

Sabrina Ortiz (ZDNET.com) 翻訳校正: 湯本牧子 吉武稔夫 (ガリレオ)2024年01月29日 11時24分

 ポッドキャストの人気は絶頂期を迎えており、Statistaの調査によると、リスナーは2024年に全世界で5億490万人に達する見込みだ。ポッドキャストの聴取体験を最適化するため、Appleは「Apple Podcast」に新機能を導入する。それは「書き起こし」(自動文字起こし)だ。

Apple Podcastの書き起こしが表示されたiPhone
提供:Apple

 ポッドキャストの書き起こしは、「Apple Music」における歌詞の書き起こしと非常によく似た機能で、ユーザーは書き起こされた全文を参照できる。エピソードの再生と同時進行で各単語がハイライト表示されるため、話に簡単についていけるほか、テキストをタップするとエピソードのその時点から再生を開始できる。

 書き起こし文章を表示するだけでなく、特定の単語やフレーズでエピソードを検索することもできる。

 これらの書き起こし文章は、新しいエピソードが公開された後に自動生成される。つまり、エピソードの公開後、書き起こし処理に若干時間がかかるということだ。

 クリエイターは、オンラインダッシュボード「Apple Podcast Connect」で書き起こし文章をダウンロードして変更を加え、RSSフィードで新しいファイルを連携させて、変更したものを送信することもできる。

 この機能は2024年春にリリースされ、「iOS 17.4」以降で利用できるようになる。英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語のポッドキャストに対応する。

Apple Podcastにおける書き起こし

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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