北海道苫小牧市は8月3日、ワーケーションなどの長期滞在と事業者交流を応援する窓口を開設すると発表した。
市の中心部から5分圏内に苫小牧港(フェリー)、30分圏内に新千歳空港(飛行機)を有する「北海道のダブルポートシティ」として、「テレワークを使って北海道内に“長居”したいひと」から「北海道内にビジネスの縁を作り出したい事業者」まで、北海道を訪れる人の滞在を積極的にサポートするという。
苫小牧市のウェブサイト内に特別ページを設け、ワーケーションをはじめとする長期滞在に関する情報発信と、滞在応援窓口の紹介を実施。苫小牧を起点とした長期滞在希望者に向け、特別ページからの電話、メール、ウェブフォームを通じ、滞在応援窓口への相談を受け付ける。
また、同市には、ワーケーションをはじめ長期滞在する人との交流に前向きなプレイヤー(事業者)が多くいるという。苫小牧での縁づくりに興味のある人へ情報の発信に加え、「Google Maps」の共有機能を活用し、市内滞在者の声を集めたユーザー参加型の「みんなで作る苫小牧テレワーク応援MAP」を提供、随時更新する。北海道内での長期滞在希望者に向け、テレワーカーや企業交流を希望する事業者らをサポートするとしている。
苫小牧ならではの長期滞在を発信、体験する機会として、2023年度中に3回にわたって「苫小牧ワーケーション体験ツアー」も開催する。
第1弾は、9月14~16日に開催する「ライダー応援ワーケーション in 苫小牧」。全国でも珍しいライダー特化型プランで、「Peatix」で参加を受け付ける。
年間で1万人以上のライダーが降り立つという苫小牧港の特性を生かし、北海道有数の高規格キャンプリゾート「アルテン」を拠点に、走りがいのある林道や北海道らしい快走路を走れる選択式の交流ツーリング、海鮮たっぷりのBBQディナーやサウナ付日帰り温泉、市内各地でのテレワーク体験など、苫小牧市の特性を生かしたプログラムを用意するという。
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