みつめる旅は、10月に開催予定のワーケーション企画「五島ワーケーション・チャレンジ」(GWC)の2次募集を開始した。申し込みは先着順で、8月11日まで受け付ける。
今回のGWCは、10月14~27日の2週間に渡り開催する。7月3日にエントリーの受け付けを開始し、7月24日から2次募集を受け付けている。
期間中は、アイラオリエンタルリンクが主催する募集型企画旅行「人口減少の中に希望を見出す本気の社会科見学『2040年の日本を体感しにいこう。2』五島列島タイムワープ・スタディー」を、特別コンテンツとして開催する。
日本の未来を考えるための「ヒント」を本気で学びたい人を対象に、体感値の高い双方向的なインプットを目指すため「座学」「フィールドワーク」「ダイアローグ(対話)」の3セッションで構成。人口減少にまつわるテーマとして「急速に増える廃校」「森林保全・林業」「再生可能エネルギー」「二次離島」「水インフラ」「事業承継」の6つを設定しており、1日1テーマ、計6日間を開催する社会科見学プログラムとなる。
10月16〜18日の「A日程」、10月23〜25日の「B日程」があり、A日程の予定参加人数は30人で、3泊4日以上の滞在期間が推奨されている。B日程は20人、推奨滞在期間は6泊以上。料金(税込)は、A日程、B日程いずれか3日間を通しで参加できるチケットが6万円、A・B両日程に参加できるチケットが11万円。
いずれも週末は、参加者と地域の人が一品おかずを持ち寄って楽しく語らう交流の場となる「ポットラックパーティー」を実施する予定だ。
なお、A日程の10月16、17日は、前四條畷市副市長、元SUUMOマガジン編集長で、地域づくりの研究活動を行う「有理舎」を主宰する林有理氏がスペシャルゲストとして参加する。B日程の10月23、24日は、「未来の年表人口減少日本でこれから起きること」(講談社現代新書)の著者である河合雅司氏が、10月25日は起業家・アート思考キュレーターの若宮和男氏が参加するとしている。
また、開催期間中は約3年ぶりに、子供連れの参加者を対象とした「お子様ケア」を導入する。五島市にある小学校への体験入学、保育園・こども園の一時利用が可能だ。
GWCは、九州最西端に位置する長崎県五島市が主催、みつめる旅が企画運営を担当する、「チャレンジングなワーケーション」。体感値を通じた課題認識によって物事を「自分事化」し、社会のデザインに生かしていくことを目指しており、過去300人以上のビジネスパーソンが参加している。フィールドワークや地域で実際に課題に取り組んでいる行政関係者・民間事業者との対話を通じて、未来の日本の社会課題をリアルに学ぶことが可能だ。
プログラムの舞台となる五島市は、約50年前には約9万人いた人口が、約3万4000人までに減少。その高齢化率は40%を超え、人口減少に伴うさまざまな社会課題が表層化。みつめる旅は、統計データやそれに基づく予測だけでは理解が難しい「未来の日本の社会課題」を先んじて体感できる場所と説明している。
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