ドコモ、沖縄県浦添市にシェアオフィスとコワーキングスペースを兼ねた「共創の拠点」--9月上旬から

 NTTドコモとNTTコミュニケーションズ(NTT Com)は、沖縄県の産業創出と地域の課題解決を支援する新たなサービスの開始を発表した。

 ドコモは、「ビジネスとウェルビーイングを両立する新たな共創」をテーマとしたビジネス拠点「docomo howlive Urasoe」(ドコモ ハウリヴ ウラソエ)を、9月上旬に開設する。シェアオフィスとコワーキングスペースを兼ねた「共創の拠点」として、コミュニケーション・ワークスペースを提供するという。

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 ドコモと沖縄県浦添市は2月、「先進技術を活用した社会課題解決型のまちづくり」に関する連携協定を締結。両者間の人材交流を通じて、デジタル技術活用による行政サービスなどの質向上を目指すとともに、浦添市を拠点とする地域事業者のデジタル技術活用による産業活性化、地域の課題解決を推進するという。

 docomo howlive Urasoeは、沖縄県内で有数の利便性を有し、集客力の高い大型ショッピングモール「サンエー浦添西海岸 PARCO CITY」に開設する。オープン日や利用料金、利用方法については、8月下旬頃に発表する予定。

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 快適・安全な通信環境で集中できるビジネス環境を実現しつつ、曜日や時間帯に応じて、さまざまな共創パートナーと連携し、共創イベントや子供向けプログラムを開催するという。利用企業や顧客に適したイベントやプログラムを提供することで、利用者のウェルビーイングへの貢献を目指すとしている。

 また、NTT Comは7月28日、低遅延かつ高セキュリティな通信環境を提供するクラウドサービス「docomo MEC」の沖縄拠点における提供を開始した。docomo howlive Urasoeは、「沖縄 docomo MEC 産業活用支援プログラム」の受付対応拠点として、docomo MECの技術的な相談にも対応する。

 docomo MECは、顧客が使用するデバイスにできるだけ近い場所にサーバーを配置し、ドコモネットワーク内で通信を完結させることで、5G通信のリアルタイム性の向上とセキュリティの強化を図るサービス。

 沖縄県は、離島という地理的性質上、通信インフラが本州を経由するサービスが多いため伝送距離が長くなるという課題がある。docomo MEC沖縄拠点のサービスが開始することで、沖縄から東京や大阪のMEC拠点を使用するケースと比較し、通信遅延を3分の1に低減でき、通信のリアルタイム性が大幅に向上するという。通院が困難な離島エリアの患者への高精彩かつ、リアルタイム動画による遠隔医療システムの導入など、「先進技術を活用した社会課題解決型のまちづくり」の実現を目指す。

 docomo MECの拠点ができ、5Gの特徴を最大限に提供できる環境が整ったことで、沖縄ならではの産業創出も期待できるという。NTT Comは、沖縄県でサービス展開を検討している沖縄県内外の企業に対して産業支援プログラムを実施し、MEC活用のサポートを強化する。

 7月28日には支援活動の第一弾として、浦添市産業振興センター・結の街でNTTドコモ・ベンチャーズによる「沖縄起業家支援ピッチイベント」を開催している。

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