ドコモ、「ぷらら」「ひかりTV」顧客情報流出件数は約596万件--3月発表は最大約529万件

 NTTドコモは7月21日、3月に最大約529万件にのぼる可能性があると発表していた顧客情報の流出件数は、約596万件と判明したと発表した。

 内訳は、個人向けインターネット接続サービス(ISP)「ぷらら」の顧客情報が165万件、「ひかりTV」などの顧客情報が431万件。すでに解約済みの顧客情報も含むという。なお、両サービスの利用者はぷららの件数に含んでいるとしている。

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 流出した顧客情報の内容は、ぷららの情報が氏名、住所、電話番号、フレッツ回線ID、お客さま番号の一部。ひかりTVの情報が、氏名、住所、電話番号、メールアドレス、生年月日、フレッツ回線ID、お客さま番号の一部となっている。いずれもクレジットカード情報および金融機関口座情報などの決済関連情報、各種パスワードは含んでいない。

 ドコモは3月30日、業務委託先であるNTTネクシアの元派遣社員のPCから、業務では発生しない外部通信を検知。直ちに当該PCをネットワークから隔離し、フォレンジック調査や同一ネットワーク内の全端末のログと状況の確認、NTTネクシアと共同で元派遣社員本人へのヒアリングなどを実施したところ、顧客情報を含む業務情報を元派遣社員が不正に外部に持ち出したことがわかったという。

 また、現時点では、不正に外部に持ち出された情報の第三者による不正利用は確認していないとしている。

 今回の件に関しての問い合わせは、「ドコモ特設ダイヤル」(電話番号:0120-100-511、受付時間:9時00分~22時00分、メールアドレス:support@hikaritv.net)で受け付ける。

【7月24日10時45分修正】
一部誤字を修正しました。

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