Pixel Fold | Galaxy Z Fold4 | |
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カメラ | 4800万画素(メイン)、1080万画素(超広角)、1080万画素(望遠) | 5000万画素(メイン)、1200万画素(超広角)、1000万画素(望遠) |
前面カメラ | 950万画素(カバースクリーン)、800万画素(内側のスクリーン) | 1000万画素(カバースクリーン)、400万画素(内側のスクリーンのアンダーディスプレイカメラ) |
米CNETの記事向けにPixel Foldで撮影された写真のうち、筆者が気に入っているものをいくつか紹介する。
サムスンは折りたたみスマートフォンを早くに発売したテクノロジー企業の1つであるにもかかわらず、隙間なく完全に閉じることのできるヒンジをまだ開発していない。Googleの場合は違う。Pixel Foldは完全に折りたたむことができるため、本体を閉じると、よりスリムで洗練された印象を与える。これは小さな変化だが、折りたたみスマートフォン自体が非常に扱いにくいものであることを考えると、デザインをよりスリムで洗練された印象にしてくれるものは、どんなものであれ、本当にありがたい。
カバースクリーンはGoogleの方が優れているかもしれないが、内側のスクリーンに関しては、サムスンの勝ちだ。Galaxy Z Fold4とPixel Foldはどちらも7.6インチのメインスクリーンを備えているが、デザインに対するアプローチは異なる。Galaxy Z Fold4の形状が1枚の紙のようであるのに対し、Pixel Foldは横向きにしたタブレットのように見える。
Galaxy Z Fold4の内側のスクリーンは、Pixel Foldのものよりもベゼルがはるかに細く、全体的により洗練された印象だ。また、Pixel Foldよりもはっきりと鮮やかに見えるため、写真を見たり、ウェブを閲覧したり、番組を視聴したりするのにより適しているとも感じた。サムスンのタッチペン「Sペン」を使って、文字を書いたり、絵を描いたり、操作したりすることも可能だ。
AndroidはGoogleの製品であるにもかかわらず、サムスンが同社のモバイルデバイスでAndroidのバージョンをサポートする期間はGoogleよりも長い。セキュリティアップデートの保証はどちらも5年だが、サムスンは2022年、「Galaxy Z」「Galaxy S」「Galaxy A」シリーズのスマートフォンに4世代のAndroid OSのアップグレードを提供することを約束した。これはGoogleの保証期間よりも1年長い。Googleによると、Pixel Foldには、発売から3年後の2026年6月まで、Androidのバージョンアップデートが提供される予定だという。
Pixel FoldやGalaxy Z Fold4のような高額のデバイスを購入した人は、なるべくそのデバイスをフル活用したいと思うはずだ。新機能の提供を受けながら、デバイスを可能な限り長く使いたいのであれば、ソフトウェアサポートは重要な要素の1つである。
サムスンは4年前から折りたたみスマートフォンを発売している。つまり、使用感を見直し、ソフトウェアをその折り曲げ可能なデザインに適応させる方法を検討する時間が十分にあったということだ。
それは、ユーザーインターフェースのいくつかの側面を見ても、よく分かる。例えば、1つの画面で同時に開くことのできるアプリの数がPixel Foldより多いこともそうだ。筆者は、Pixel FoldやGalaxy Z Foldのようなスマートフォンでも、内側のスクリーン全体に1つのアプリを表示させることを好むが、アプリとアプリを頻繁に行き来する人にとっては、3つ以上のアプリを同時に実行できる機能は便利かもしれない。
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