アットホームは7月12日、内見申込受付をオンライン化する「スマート案内予約」の提供開始を発表した。
スマート案内予約は、部屋を探す人の物件内見において、不動産元付会社と客付会社間で発生する内見申込受付業務を、オンライン化するシステム。賃貸居住用だけでなく、賃貸事業用、売買居住用、売買事業用に対応可能だ。
本システムの導入により、これまで電話やFAX等でやり取りしていた内見申込の連絡、内見依頼書の送付および受領などの作業を、オンライン化することが可能。不動産会社の業務負担やコスト削減、内見までの時間短縮が期待できる。
不動産情報流通プラットフォーム「ATBB(アットビービー)」との連動により、元付会社は、ATBB上で公開する物件から、内見予約の受付が可能。物件情報とあわせて、鍵情報と内見予約の受付時間などを、システム上に登録することもできる。
客付会社は、ATBB上で検索できる物件情報から、内見の予約が可能で、システム上で内見時の注意事項や鍵情報の確認ができるため、元付会社とのやり取りを減らすことができる。
また、内見スケジュールをシステム上で一元管理することにより、元付会社は、内見予約の受付に加え、変更やキャンセルまでシステム上で管理できるため、対応の漏れを防ぐことが可能。客付会社は、スムーズな日程調整が可能となる。
さらに、内見評価と予約実績の分析も可能。元付会社は、分析結果を物件の品質向上に生かすことができ、客付会社は、部屋を探す人のニーズを把握することで、次の内見対応に生かすことができるとしている。
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