スマートウォッチは決して安くはない。だからこそ自分に合ったものを購入することは重要だ。何百ドルもするデバイスを新たに購入するときは、どのようにスマートウォッチを使おうとしているのかを自問しよう。例えば、自分が探しているのは、次のレースに向けたトレーニングに役立つスマートウォッチだろうか。それとも、歩数の目標を達成することと、スマートウォッチに表示される通知を見ること以外には関心がないだろうか。ほとんどの人は、おそらくこの中間に位置しているはずだ。
幸いなことに、スマートウォッチの選択肢を絞り込むには、「iPhone」と「Android」デバイスのどちらを使用しているか、予算はどれくらいか、どのような目的に使用する予定か、という3つの質問を自分に問いかけるだけでいい。
この質問に答えれば、選択肢に入る機種が決まる。FitbitやGarmin、Withings、FOSSIL、Michael Korsといったブランドのスマートウォッチは、iPhoneとAndroidスマートフォンの両方と互換性がある。しかし、スマートウォッチの中には、どちらか一方のプラットフォームにしか対応していないものもある。
「Apple Watch」はiPhoneにのみ対応し、サムスンの「Galaxy Watch5」やGoogleの「Pixel Watch」はAndroidデバイスにのみ対応している。Galaxy Watch5を検討している人は、心電図(ECG)機能がサムスンの「Galaxy」デバイスでしか利用できないことに注意してほしい。Galaxy以外のスマートフォンでECG機能を使用したければ、サムスンの「Health Monitor」アプリを非公式な方法で入手するしかない。
スマートウォッチにはいくつかの価格帯がある。どの価格帯が最適かは、予算とスマートウォッチに求めるものによって決まる。
主流のスマートウォッチは大半が300ドル~400ドル(約3万9300円~5万2400円)の価格帯だが、LTE接続やより高級感のあるデザインといった付加価値を求める人は、さらに出費がかさむかもしれない。この価格帯のスマートウォッチには、健康監視ツールやフィットネストラッキング機能が搭載されており、スマートフォンの機能の一部を再現することもできる。特に健康とウェルネスに関して、幅広い機能を利用したいという人にとっては、最適な選択肢だろう。このカテゴリーに当てはまるのは、「Apple Watch Series 8」「Fitbit Sense 2」、Google Pixel Watch、サムスンのGalaxy Watch5などだ。
この価格帯のスマートウォッチに搭載されている機能には以下のようなものがある。
フラッグシップスマートウォッチの機能CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」