自分に最適なスマートウォッチは?--購入前に自問すべき3つの質問 - (page 2)

Lisa Eadicicco (CNET News) 翻訳校正: 川村インターナショナル2023年03月31日 07時30分

 モデルによって異なるが、これらがこの価格帯のスマートウォッチに搭載されている一般的な機能群だ。こうした機能群に加えて独自機能を持つスマートウォッチもある。

 例えば、399ドル(日本では5万9800円)のApple Watch Series 8には、自動車衝突事故の検出機能のほか、自動車と自宅のデジタルキーとして機能する超広帯域チップが搭載されている。Fitbitの299ドル(同3万2800円)のSense 2には、ストレスの兆候を受動的に監視できるセンサーが搭載されており、サムスンの279ドル(同4万4200円)のGalaxy Watch5は体組成を測定できる。Garminの349ドル(同4万9800円)のForerunner 255は、競合機種よりもフィットネスを重視しており、トライアスロンとデュアスロンのトレーニング用プログラムが組み込まれている。また、多くの場合、FitbitとGarminのスマートウォッチは、AppleやGoogle、サムスンのスマートウォッチよりもバッテリー持続時間が優れている。ただし、AppleやGoogle、サムスンのほうが、サードパーティー製アプリのラインアップが充実している。

低価格帯のスマートウォッチ

Apple Watch SE(第2世代)
Apple Watch SE(第2世代)
提供:Lisa Eadicicco/CNET

 250ドル前後(約3万2700円)のスマートウォッチもある。この価格帯のものには、先に挙げた機能の多くが含まれているが、すべて搭載されているわけではない。スマートウォッチの主な用途が、通知の確認、モバイル決済、ワークアウトの追跡などで、健康に関する詳細なデータにはそれほど関心がないという人は、このタイプの製品を選ぶといいだろう。手ごろな価格帯の機種としては、「Apple Watch SE」や「Fitbit Versa 4」などがある。

 通常、この価格帯のスマートウォッチは多くの人にとって適切な選択肢ではあるものの、どのような機能が省かれているのかを把握しておくことも重要だ。例えば、249ドル(日本では3万7800円)のApple Watch SE(第2世代)では、常時表示ディスプレイ、ECG、血中酸素測定、温度センサーは利用できない。その一方で、Apple Watch Series 8と同じソフトウェアや、高心拍数と低心拍数の通知機能、自動車衝突事故の検出機能、転倒検出機能、さまざまなワークアウトモードが搭載されている。

 229ドル(日本では2万7800円)のFitbit Versa 4には、アクティブゾーン時間、睡眠追跡、内蔵GPS、「今日のエナジースコア」(「Fitbit Premium」のサブスクリプションが必要)など、Fitbitの中でも注目度の高いフィットネス機能の多くが搭載されている。また、スマートフォンの通知を受信したり、Amazonの「Alexa」にアクセスしたりすることもできる。近いうちに「Googleマップ」と「Googleウォレット」にも対応する予定だ。ただし、ストレスの兆候をスキャンするセンサーや、ECG、皮膚温度センサーなど、さらに高度な健康機能を利用するには、より高価な299ドル(同3万2800円)のFitbit Sense 2が必要だ。

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