自分に最適なスマートウォッチは?--購入前に自問すべき3つの質問 - (page 4)

Lisa Eadicicco (CNET News) 翻訳校正: 川村インターナショナル2023年03月31日 07時30分

 このタイプのスマートウォッチは、500~1000ドル(約6万5300円~13万円)で販売されている。Garminの「epix (Gen 2)」は899ドル(日本では12万1000円)から、「fenix 7 – Standard Edition」は699ドル(同9万3500円)からとなっており、新しい「Apple Watch Ultra」は799ドル(同12万4800円)だ。449ドル(同7万800円)のサムスンのGalaxy Watch5 Proは、通常のフィットネススマートウォッチとハイエンドのフィットネススマートウォッチの中間に位置している。

 フィットネス愛好家に、低価格のスマートウォッチよりもハイエンドのフィットネススマートウォッチの方が適しているのはなぜか、と思う人もいるかもしれない。細かい特徴は製品によって異なるが、高価なフィットネスウォッチは、耐久性やバッテリー持続時間、位置測位の精度が優れているほか、ボタンのカスタマイズもでき、ランニング、スキューバダイビング、ゴルフといった特定のスポーツ向けの機能も搭載している傾向がある。

 例えば、Apple Watch Ultraは、36時間持続するバッテリー(Series 8は18時間)、100mの耐水性能(Series 8は50m)、水温センサー付きの水深計、2周波GPS、チタニウムケース、大型の画面、機能を設定できる「アクション」ボタンを備えている。

 Garminの場合、Forerunner 255と比較すると、fenixやepixは、より強力な耐水性能(Forerunner 255の50mに対して100m)、より長時間持続するバッテリー、位置座標をさまざまな形式で表示できるデュアルグリッドモード、カスタマイズ可能なショートカットキー、ゴルフ向けの一連の機能も備えている(とはいえ、Forerunner 255は主にランナーを対象としているため、マラソンのトレーニングに役立つレース予想タイム算出機能など、ランニング向けのツールが充実している)。

スマートウォッチとフィットネストラッカーのどちらを購入すべきか

Fitbit Charge 5
Fitbit Charge 5
提供:Lexy Savvides/CNET

 予算が200ドル(約2万6100円)以下で、LTE接続やバーチャルアシスタント、サードパーティー製アプリなどの機能に関心がなければ、フィットネストラッカーを選んだ方がいいかもしれない。

 フィットネストラッカーでは一般的に、睡眠やアクティビティーの追跡、心拍数、複数のエクササイズモード、血中酸素飽和度などの健康指標を利用でき、本体もスマートウォッチより小ぶり(そして、価格も安い)だが、冒頭で紹介したようなスマート機能は一部省かれている。基本的にフィットネストラッカーの画面は小さいので、スマートウォッチほど多くの情報を一目で確認することはできない。

 ただし、着信やテキストの通知の表示、タイマーやアラームの設定など、スマートフォンと連動した基本的な機能を利用できる。また、バッテリーが従来のスマートウォッチよりも長時間持続する場合が多いという利点もある。

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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