グーグル、「Android」と「Wear OS」の新機能発表--生産性と接続性が向上

Katie Collins (CNET News) 翻訳校正: 編集部2023年02月28日 10時41分

 Googleは米国時間2月27日、「Android」と「Wear OS」の新機能を発表した。接続性、生産性、アクセシビリティの向上を目的とした、洗練されたアップデートが加えられている。

Androidスマホの画面
提供:Google

 直ちに提供されるものとしては、Android向け「Google Drive」アプリのPDFに対するフリーハンド注釈機能、「Google Meet」におけるノイズキャンセル機能、「Chrome」に対するページズーム機能などがある。ページズーム機能では、コンテンツを最大300%まで拡大して読みやすくできる。現在はChromeベータ版で同機能を利用でき、公式リリースは3月の予定だ。実用的な機能ばかりで楽しい機能がないというわけではない。好きな絵文字を組み合わせて自分だけの絵文字を作成できる「Emoji Kitchen」には、さらに多くの絵文字が追加されている。

 間もなく提供されるのは、「Google Keep」の新しいシングルノートウィジェットだ。メモの管理やToDoリストの確認をホーム画面でできるようになる。急いでいるときの情報整理に完璧なこのウィジェットは、見落としがないようにスマートウォッチとも同期する。

 Wear OSにも、2つの新しいGoogle Keepショートカットが追加され、スマートウォッチの盤面でメモやToDoリストがこれまでよりも簡単に音声を使って作成できるようになる。Wear OSにはその他に、アクセシビリティ向上を目的とした、2つの新しいサウンドとディスプレイのモードが追加される予定だ。モノラルモードは、スプリットオーディオによる方向のずれを抑えること、ディスプレイモードはグレースケールと色補正のオプションによって視認性を高めることを目的に設計されている。

 Googleは1月の「CES」で、デバイス間を簡単に接続する方法について大々的に発表した。この流れを受け、1回タップするだけでBlueoothヘッドホンを「Chromebook」に接続できる機能「Fast Pair」が間もなく提供される。Androidスマホにヘッドホンがペアリング済みの場合は、自動的にChromebookにも接続される。また、「Google Wallet」には、非接触決済時に決済を視覚的に確認しやすくなる、ペンギンのアニメーションが3月上旬に提供される予定だ。

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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