メインカメラで撮影した上の写真は、絶妙な明るさで、色合いは暖かみがあり、細かいところもかなり捉えられている。
森の奥深くにある、廃墟と化したコテージを撮影した上の写真は、鮮やかで、輪郭も非常にはっきりしている。全体的に素晴らしい1枚だ。
上の近接写真はディテールを完璧に捉えており、色合いも申し分ない。お見事、といったところか。
鮮やかな青空、左側の建物の見事なディテール、美しい虹の色。OnePlus 11はこの風景をうまく捉えている。
だが、この写真はいまひとつだった。OnePlus 11のソフトウェアが過剰なHDR処理を施したせいで、影が明るくなりすぎており、非現実的な写真になっている。
iPhone 14 Proで撮影した上の比較用写真は、OnePlus 11の写真よりも暗いものの、濃い影と明るい青空のコントラストにより、はるかに現実的な写真に仕上がっている。結果として、こちらの写真の方がはるかに自然に見える。
上の写真でも、OnePlus 11のメインカメラでは影がかなり明るくなっている。空は緑がかった青色になっているが、この色合いは現実を反映していない。
Pixel 7 Proで撮影した上の写真では、建物も空も、コントラストがよりはっきりとしており、色合いも自然だ。
超広角カメラに切り替えると、OnePlus 11の強引な自動HDRが適用され、上の写真が出力された。この写真では、建物に対して空が作り物のように見える。OnePlus 11のメインカメラと超広角カメラの写真を比較すると色合いも顕著に異なるが、この違いはOnePlus 10 Proでもそうだった。
Pixel 7 Proで撮影した上の写真は、OnePlus 11ほど空が暗くなっていないので、より本物らしく見える。
OnePlus 11で超広角レンズのマクロモードを使用して撮影した上の近接写真は、素晴らしい出来栄えだ。豊かで鮮やかな緑の色合いが見事だ。
一方、iPhone 14 Proのマクロモードで撮影した上の写真は、緑の色合いがかなり薄くなっており、黄色がかっている。OnePlus 11で撮影した写真の方が筆者の好みだ。
OnePlus 11Proには、一部の競合機種のような強力なズームレンズは搭載されていないが、2倍レンズを使って、まずまずの品質のポートレート写真を撮影することが可能だ。上の写真の色合いはやや寒色系で、顔のディテールは不十分だ。ただし、背景のぼかしもうまく機能している。
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