iPhone 14 Proのポートレートモードを3倍ズームにして撮影してみたところ、より近接したポートレート写真が撮れた(撮影位置は先ほどの写真と同じ)。背景のぼかし具合(ボケと呼ばれる)は、こちらの写真の方が優れていると思う。筆者の顔のディテールもより鮮明である。こちらの色合いは暖色系だ。この写真の非常に黄色がかった色合いも、OnePlus 11の写真の寒色系の色合いと同様、筆者の好みではない。
とはいえ、もっと高倍率のズームが恋しくなるのは間違いない。上の写真は、OnePlus 11の2倍ズームレンズで撮影したものだ。
Pixel 7 Proの5倍光学ズームを使用すると、上のように独創的なズームイン写真を撮影できる。これは、OnePlusでは不可能だ。
Hasselbladとの提携の一環として、OnePlus 11には、Hasselbladの「マスター」フォトグラファーが作成したさまざまなカラープリセットが搭載されている。上の写真を見てほしい。筆者としては、カラープリセットはあまり好きではなく、Google Playストアにある非常に優秀な写真編集アプリを使用して、自分のやり方で画像を編集する方が性に合っている。
ただし、夜間の撮影性能についてはOnePlus 11は非常に優れており、撮影した写真の明るさに筆者は感動した。その明るさ(上の写真を見てほしい)は、iPhone 14 Proをも凌駕している。ただし、ディテールはiPhone 14 Proの方が勝っている。
iPhone 14 Proのナイトモードで撮影した上の写真では、遠くにある建物がもう少し細かく捉えられてはいるものの、OnePlus 11の写真ほど明るくはない。
OnePlus 11の写真は、Pixel 7 Proのナイトモードで撮影した写真よりも明るい。上の写真を見てほしい。
動画については、最大8Kの解像度で撮影できるが、ほとんどのユーザーにとっては、標準の4K映像で十分だろう。空の明るさを抑えるのに役立つHDR映像を撮影できる。動画の色合いは良好だ。光学式手ぶれ補正は、手ぶれによる映像の乱れを軽減してくれるが、センサーが手の動きを修正しようとするため、映像内の直立した物体(例えば、木)がぐらついて見えることがある。OnePlus 11で撮影した動画を下に掲載したので、確認してほしい。
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