Twitterの最高経営責任者(CEO)に就任して間もないElon Musk氏が、次々と行動を起こしている。富豪の実業家である同氏は米国時間10月27日、Twitterの買収を完了した。そして31日には既に上級幹部らを解雇し、ホームページに変更を加え、誤った情報をツイートしてから削除し、Twitterの認証バッジを有料化する可能性を示唆した。
そして今度は自身のフォロワーに対し、ショート動画サービス「Vine」を復活させるべきかどうかを問う投票を促している。Twitterは2012年にVineを買収し、2013年に正式に提供を開始したが、2017年に同サービスを終了した。
Musk氏は30日夜のツイートで、「Vineを復活させる?」というテキストとともに、YesかNoかの二択の投票を実施している。本稿掲載時点で470万件を超える回答があり、70%近くが復活を希望している。
Bring back Vine?
— Elon Musk (@elonmusk) October 31, 2022
Vineは、ユーザーが作成したショート形式動画に特化した初期のソーシャルネットワークの1つだった。Vineの動画は6秒間に制限されており、特に10代の若者に人気があった。
「Snapchat」や「Instagram」などのソーシャルメディアサイトはその後、プラットフォームへの動画の組み込みに成功しており、「TikTok」は、ユーザーが作成した動画のみで構成されている。
Vineの新しいバージョンが登場すれば、厳しい競争に直面することになる。TikTokの月間アクティブユーザー数は10億人を超えており、Instagramでは20億人を超えている。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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