TwitterとElon Musk氏の間で起きていた法廷闘争が間もなく終わるかもしれない。
Musk氏は米国時間10月26日、自身がサンフランシスコにあるTwitter本社を訪問する様子を撮影した動画を投稿した。
Musk氏は「Twitter本社に入るーこの意味を理解してもらおう(let that sink in)!」との文面をツイートし、添付した動画では洗面台(sink)を抱えた同氏がTwitter本社に入っていく様子が収められている。Musk氏はまた、Twitter上のプロフィールを「Chief Twit」(Twitterのトップ)、場所を「Twitter HQ」(Twitterの本社)に変更した。
Entering Twitter HQ – let that sink in! pic.twitter.com/D68z4K2wq7
— Elon Musk (@elonmusk) October 26, 2022
この件に詳しい情報筋の話によると、Musk氏が440億ドル(約6兆4300億円)でのTwitter買収手続きの完了に向けて歩み寄りを見せる中、Twitterと同氏の間で協議が行われているという。Musk氏のTwitter買収に向けての道のりは、同氏の考えが何度も変わったため、波乱に満ちたものになっている。7月には、Musk氏がTwitterを買収して株式を非公開にする計画を撤回するそぶりを見せ、これを受けてTwitterがTeslaとSpaceXのトップである同氏を提訴する事態に至った。
その後、Musk氏がやはりTwitterを買収して法廷闘争を終わらせる意向を示したため、この件を担当するデラウェア州のKathaleen McCormick判事は、10月に予定されていた審理を延期した。TwitterとMusk氏は10月28日までに買収合意に至る必要があり、この期限までに話がまとまらなければ、11月に審議に入ることになる。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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